第39回あけぼの冠句研究会上座抄 掲載句(平成22年2月21日)

寿の部 伊崎緑風宗匠選
三  虹が咲く 夫婦となりて今が春 直樹
五  虹が咲く 尊き汗が珠となり 直樹

松の部 曽根老松宗匠選
五  別の貌 人寄せ付けぬ冬の山 直樹

松の部 講殿城月宗匠選
十五  破天荒 異端視される世の真理

竹の部 北西村吟雪宗匠選
五  燃えるもの 詩魂の海は老い知らず 直樹

竹の部 北川千草宗匠選
十三 目一杯 負けて悔いさえ無き誇り 直樹

梅の部 七福人弘風宗匠選
三  屋台骨 父は大樹で母は花 直樹
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文芸塔 第84巻 第2号  冠句研究2月号(平成22年2月5日発行)

塔映集Ⅲ(会員作品) 松尾明美選

  人往き来 流る大河に淀みなく 直樹

  人往き来 路地裏過ぎる風ごよみ 直樹

  尖る声 蛇に睨まれ啼く小鳥 直樹

  尖る声 耳を塞いだ子の願い 直樹

海鱗抄(自由吟) 三村昌也選

  見えぬ敵 何処へ向かう子等の夢 直樹

真珠抄 ほろ苦く 渡邉君子選

佳13 ほろ苦く 噛んだ轍に時の風 直樹

新風抄 軽い嘘 渡邉君子選

佳2  軽い嘘 君の笑顔が見たいから 直樹
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# by kankunonakama | 2010-02-05 10:00 |  冠句研究
平成22年度国風冠句新春号誌上吟輯 掲載句(平成22年度2月発行)

国の部 堀井桃水宗匠選
天  野の主張 春には春の花がある 直樹

国の部 北尾正石宗匠選
十五 野の主張 天与の恵み陽と土と 直樹

国の部 松本双樹宗匠選
二二 野の主張 天与の恵み陽と土と 直樹

風の部 高井翡翠宗匠選
二三 底力 男は踏まれて虎になる 直樹
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文芸塔 第84巻 第1号  冠句研究1月号(平成22年1月5日発行)

塔映集Ⅲ(会員作品) 松尾明美選

  美しき朝 こころ清めし高野山 直樹

  美しき朝 遥か異国に生まれし子 直樹

  蒼む山 新政権の鼓動聞く 直樹

  選後に
  八月の投票結果で「新政権」へ、その時事吟で”予算見直し”等に、政策のプロセスが
  見えだした「鼓動」把握、説明的も細やか。

  蒼む山 六根清浄たる仏 直樹

冠栄抄 整う日  浅田邦生選

佳21 整う日 嫁さわやかに同居する 直樹

海鱗抄(自由吟) 三村昌也選

  ブーメラン 投げては帰る負の遺産 直樹

選後に
ブーメランの習性(特性)に当てた心象句か。相手を貶める意で投げたブーメランは負の遺産で
帰る教訓。

真珠抄 鏡拭く  小森冴子選

佳7  鏡拭く 皺に隠せぬ過去ひとつ 直樹

真珠抄 鏡拭く  小森冴子選

佳8  皆願う 安らかなりし暮らしの灯 直樹

佳22 皆願う 凡なる幸に手を合わす 直樹
 
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# by kankunonakama | 2010-01-30 10:00 |  冠句研究
初春冠句事始式(平成22年1月4日)真浄院 客殿

欠席投句の部

美味しうき 川口未知選

佳1  美味しうき 老いの余白に春が満つ 直樹

佳9  美味しうき 祖国の明日を誇りとす 直樹

海平ら   夏原弘志選

佳1  海平ら この世を眺む弥勒仏 直樹

雪が舞う  篠原和子選

客4  雪が舞う 老母の安否を聴く電話 直樹

秀9  雪が舞う 海に向いて比翼塚 直樹
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文芸塔 第83巻 第12号  冠句研究12月号(平成21年12月5日発行)

塔映集Ⅲ(会員作品) 松尾明美選

  匂い立つ 北斎富士に紅を差す 直樹

  匂い立つ オペラ座悲恋耳朶深く 直樹

  石の肌 数多願いの触れし艶 直樹

冠吟塔映集掲載句
  石の肌 木漏れ日深し羅漢の地 直樹

選後に
類想多かった「羅漢」の景趣で、風貌様々の彫像の祀られている「地」を、作者の目の動きで「木漏れ日深し」と感受した描写力が利いている。現実の光景をひっそりと隠れるかのに見留めた、デッサン筆致に心温かい感じの裡にも鋭い把握が光っている句境。

冠栄抄 膝崩す  樋口八重子選

佳19 膝崩す 戦友と語らう灯の揺らぎ 直樹

冠美抄 照れ笑い  佐々木敏子選

客止  照れ笑い 天が味方す我が誉れ 直樹


海鱗抄(自由吟) 三村昌也選

  街歩く ひとりぼっちでない私 直樹

新風抄 知らぬ街  笠 初枝選

佳19 知らぬ街 やがて故郷となる出会い 直樹
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# by kankunonakama | 2009-12-05 10:00 |  冠句研究
文芸塔 第83巻 第11号  冠句研究11月号(平成21年11月5日発行)

塔映集Ⅲ(会員作品) 松尾明美選

  道すがら 出会い別れの夢雫 直樹

  道すがら 何やら川が騒ぎおり 直樹

  道すがら 吐息消すかの青き空 直樹

  雲眺む 子等は独立して他郷 直樹

冠栄抄 月の笛  中川定子選

佳2  月の笛 青き心の鍵を解く 直樹

冠美抄 好む店  寺山美喜子選

人位  好む店 都会の隅に母が居る 直樹

選後感
都会暮らしの中、ひとときの癒しを感じられる空間の暖かさ

海鱗抄(自由吟) 三村昌也選

  子の未来 我が手どれ程足せるやら 直樹

新風抄 窓に寄る  笠原玲子選

佳3 窓に寄る 青き吐息の昼下がり 直樹
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# by kankunonakama | 2009-11-05 10:00 |  冠句研究
第53回近江八幡定例冠句輯上座抄 掲載句(平成21年11月3日)

江の部 深山岳旅人宗匠選
三 君眩し 一点の曇りなき瞳  直樹
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平成21年度国風冠句秋季号誌上吟輯 掲載句(平成21年度10月発行)

二評通り高点順位表
一位 色模様 神の絵筆に染まる秋 直樹

国の部 大上仙路宗匠選
四  大欠伸 百年の眠り覚めし森 直樹

国の部 福谷残柿宗匠選
十八 心澄む 雲一つなき秋の空 直樹
三十 心澄む 視野に無限の碧き海 直樹

国の部 清水東風宗匠選
二五 又と無い 三十路の花に合う器 直樹

風の部 松山花兄宗匠選
天  色模様 神の絵筆に染まる秋 直樹
二四 見に沁みる 妻の温もりなき厨 直樹

風の部 西村吟雪宗匠選
天  色模様 神の絵筆に染まる秋 直樹

風の部 西村吟雪宗匠選
二六 見直して 余章に円き青春を書く 直樹
二九 色模様 神の絵筆に染まる秋 直樹
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第33回野洲市芸術祭冠句輯上座抄 掲載句(平成21年10月23日)

鳥の部 糸岡旅人宗匠選
人 多種多様 青い地球にある自然  直樹

風の部 宇田一晴宗匠選
人 向き合うて 愛語らしむ十三夜  直樹

月の部 大上仙路宗匠選
四 くるくると 翻弄されし昭和の史  直樹

月の部 西森幸月宗匠選
八 月高く 無性に恋し君の唄  直樹
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# by kankunonakama | 2009-10-23 10:00