松栄社 四百回記念冠句大会輯 掲載句(平成22年12月7日)

松の部  川口未知先生選
二十五 音溢れ 神のタクトに踊る春 直樹

栄の部  丸岡亜希子先生選
十一  はんなりと 花の心を知る器 直樹

栄の部  井上白峰宗匠選
十五  はんなりと 花の心を知る器 直樹

栄の部  松井英子先生選
十七  休かん日 紅葉吾をひとり占め 直樹

社の部  森田弘子先生選
地   悔し泣き 明日の大河となる雫 直樹
標目 泣いた分だけ大きな幸せ

社の部  講殿城月宗匠選
二十七 悔し泣き 再起を誓う靴の紐 直樹

社の部  高岡ひろみ先生選
地   明日の風 逆行の坂漕ぐペタル 直樹
評  逆境の坂と云うからには、前にたちはだかる高い急な坂でしょう。めげずに力の限り
   漕げば、きっと新しい未来が開けるはずです。
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# by kankunonakama | 2010-12-07 10:00 |  松栄社
文芸塔 第84巻 第12号  冠句研究12月号(平成22年12月5日発行)

塔映集Ⅲ(会員作品) 川口未知選

  遠い森 石を只管磨いてる 直樹

選後評
何故か魅かれるものがあって、ひたすらに冠句の面白さ奥深さを追ってらっしゃるようで楽しく
拝見しております。

  遠い森 あの日無くした青い鳥 直樹

  この一歩 晩学なれど詩が好き 直樹

  この一歩 夢よ希望よ吹く風よ 直樹

冠美抄 「刻流れ」 小森冴子選

佳 7 刻流れ 風貌父に似て来たり 直樹

海鱗抄(自由吟) 三村昌也選

    夢ひとつ 未だ未だ芽吹く古木あり 直樹

冠美抄 「よい噂」 小森冴子選

佳14 よい噂 大安の鯛りんと反る 直樹
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# by kankunonakama | 2010-12-05 10:00 |  冠句研究
文芸塔 第84巻 第11号  冠句研究110月号(平成22年11月5日発行)

塔映集Ⅲ(会員作品) 川口未知選

  雲を追う 岸を断ち切る孤舟の帆 直樹

  雲を追う 音なき文を嗅ぐポスト 直樹

  雲を追う 少年の夢果てしなく 直樹

  青シート 少年未だ飛び立てず 直樹

冠美抄 「雨しとど」 小森冴子選

佳10 雨しとど 急の知らせが夜を病む 直樹

海鱗抄(自由吟) 三村昌也選

    何起こる 民の思いはそこになし 直樹

新風抄 「辿る日々」 脇坂松月選

佳11 辿る日々 母にせがんだ紙風船 直樹

新風抄 「辿る日々」 西村たみ子選

佳17 辿る日々 二度と戻らぬ子の温み 直樹
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# by kankunonakama | 2010-11-05 10:00 |  冠句研究
第54回近江八幡定例冠句輯上座抄 掲載句(平成22年11月3日)

二評通り
一位 プロの味 技に妥協の文字は無し  直樹

近の部  松香庵双樹宗匠選
天 プロの味 技に妥協の文字は無し  直樹
標目 客唸らせて納得させて
追吟 プロの味 風読み切った漁夫の舵

近の部  漣 庵柳好宗匠選
人 プロの味 技に妥協の文字は無し  直樹

近の部  時雨亭残柿宗匠選
九 プロの味 技に妥協の文字は無し  直樹

江の部  古苔庵城月宗匠選
三 柿の里 天寿の道を坦坦と  直樹
六 美の扉 こころを磨く人が好き  直樹

八の部 稲邑庵春宵宗匠選
天 くねる道 信念の鉾錆びさせず  直樹
標目 轍の跡を深くきざみて
追吟 くねる道 試歩に耐ゆる男の歩

幡の部 美工堂早人宗匠選
天 蜜やかに 竜馬署名の六ヶ条  直樹
標目 平和日本を築く礎
追吟 蜜やかに 逢瀬の糸を繰り合う

幡の部 常楽庵諦勝宗匠選
十 寒の美味 大鍋背負って友が来る  直樹



 
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平成22年度国風冠句秋季号誌上吟輯 掲載句(平成22年度10月発行)

国の部 中西春花宗匠選
十  秋津洲 豊葦原は瑞穂の国 直樹

風の部 中島弘風宗匠選
天  最敬礼 翼で手を振る特攻機 直樹
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第34回野洲市芸術祭冠句輯上座抄 掲載句(平成22年10月22日)


行の部 松本双樹宗匠選
二 行儀よく 芸に父なし師に子なし  直樹
十 よくご覧 黙して流す父の汗  直樹

行の部 西村吟雪宗匠選
二 食いしん坊 葦は湖畔を浄化する  直樹

行の部 清水東風宗匠選
七 食いしん坊 葦は湖畔を浄化する  直樹

行の部 高井友季大雅選
九 食いしん坊 葦は湖畔を浄化する  直樹

雲の部 園田鏡石宗匠選
七 がさがさと 枯れて味ある掌の温み  直樹

雲の部 谷 柳好宗匠選
十 がさがさと 枯れて味ある掌の温み  直樹

雲の部 小西幸人宗匠選
十 がさがさと 風雪耐えし老いの肌  直樹

流の部 溝殿城月宗匠選
地 流行り歌 昭和を回る針の音  直樹

流の部 伊崎緑風宗匠選
十 リフレッシュ ばっさり落した長い髪  直樹

水の部 川端透石宗匠選
四 句点打つ 無冠で臨む我が余生  直樹
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文芸塔 第84巻 第10号  冠句研究10月号(平成22年10月5日発行)

塔映集Ⅲ(会員作品) 川口未知選

  落日燃ゆ 里に抱かれ満つ平和 直樹

  落日燃ゆ 吾れ農夫たり田に休む 直樹

  青き味 泡雪のごと恋雫 直樹

  青き味 蚕豆の詩聴こゆ里 直樹


海鱗抄(自由吟) 三村昌也選

  傍に居て 三尺ほどの距離を知る 直樹


新風抄 「町外れ」 野村民子選
 
佳20 町外れ 我が手の過去を知る大樹 直樹
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# by kankunonakama | 2010-10-05 10:00 |  冠句研究
第40回マキノ秋季冠句大会秀華輯 掲載句(平成22年10月4日)

夏の部 小西幸人宗匠選
九 夏休み 熱闘滾る甲子園  直樹

冬の部 伊崎緑風宗匠選
五 乗り越えて 仲睦まじく古希の坂  直樹
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文芸塔 第84巻 第9号  冠句研究9月号(平成22年9月5日発行)

塔映集Ⅲ(会員作品) 川口未知選

  明るい灯 倅故郷に帰り来る 直樹

  明るい灯 孫の這い這い飛んでくる 直樹

  雨雫 墓碑に凍み入る郷の風 直樹

  雨雫 新聞代のチャイム鳴る 直樹

海鱗抄(自由吟) 三村昌也選

  独り居て 対の湯呑みと語らしむ 直樹

新風抄 「夢いくつ」 大橋孝子選
 
佳20 夢いくつ 青春は無限の白い画布 直樹
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# by kankunonakama | 2010-09-05 10:00 |  冠句研究
文芸塔 第84巻 第8号  冠句研究8月号(平成22年8月5日発行)

塔映集Ⅲ(会員作品) 松尾明美選

  深緑 無縁仏に花手向く 直樹

  深緑 清水を手に墓洗う 直樹

  ふと怯む 屏風の虎が闇に吠え 直樹

  ふと怯む まるで小さな水溜まり 直樹

海鱗抄(自由吟) 三村昌也選

   分岐点 生きるべき道風に問う 直樹

新風抄 「座が弾む」 伊藤 弘選
 
佳 8 座が弾む 機転利かせた名人芸 直樹


真珠抄 「友想う」 片山晃一選
 
佳10 友想う 遺作は胸に深々と 直樹
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# by kankunonakama | 2010-08-05 10:00 |  冠句研究