文芸塔 第84巻 第7号 冠句研究7月号
文芸塔 第84巻 第7号 冠句研究7月号(平成22年7月5日発行)
塔映集Ⅲ(会員作品) 松尾明美選
冠吟塔映集掲載句
陽に歌う 裸身委ねる浜の砂 直樹
選後に
句材は目新しくないが恰も健全さを、感謝するかに「委ねる」心根が作者の寄り処のように叙して
あり炎天耀く海景と、その場に無性に惹かれている、姿の「陽に歌う」明快感が利いている。
陽に歌う 丘に風あり介護の手 直樹
白い壁 暗黒の世に塗られし血 直樹
白い壁 献上米の船泊まり 直樹
冠美抄 「道遥か」 竹尾真弓選
佳 9 道遥か 夢朽ちるとも志は曲げず 直樹
海鱗抄(自由吟) 三村昌也選
ほたる舞う 眼に刻みおりこの大地 直樹
新風抄 「胸弾む」 藤井美代子選
佳 9 胸弾む あの日やさしい風を着て 直樹
塔映集Ⅲ(会員作品) 松尾明美選
冠吟塔映集掲載句
陽に歌う 裸身委ねる浜の砂 直樹
選後に
句材は目新しくないが恰も健全さを、感謝するかに「委ねる」心根が作者の寄り処のように叙して
あり炎天耀く海景と、その場に無性に惹かれている、姿の「陽に歌う」明快感が利いている。
陽に歌う 丘に風あり介護の手 直樹
白い壁 暗黒の世に塗られし血 直樹
白い壁 献上米の船泊まり 直樹
冠美抄 「道遥か」 竹尾真弓選
佳 9 道遥か 夢朽ちるとも志は曲げず 直樹
海鱗抄(自由吟) 三村昌也選
ほたる舞う 眼に刻みおりこの大地 直樹
新風抄 「胸弾む」 藤井美代子選
佳 9 胸弾む あの日やさしい風を着て 直樹
by kankunonakama
| 2010-07-05 10:00
| 冠句研究